皆さんこんにちは。
7月に入ってから周りの商店などが通常営業となり、かなり落ち着いてきましたね。ですが外出はマスクは欠かせませんね。早くコロナが消え去ることを祈っている毎日です。
さて、前回オリンパスさんのOMD EM1mk3のハイレゾ撮影について個人的に感じたことを書きましたがライブNDについてもリクエストが多かったので岡山県北の渓谷に行ってきましたのでご紹介します。
この時期、岡山県北で渓谷の星、ヒメレンゲが咲き誇る場所で撮影しました。
まず、ライブNDですが手持ち撮影でもできなくはありませんでしたがブレやすく、三脚が必須ですね。
(手持ちでも挑戦してみましたが通常の手振れ補正があまり効かない感じでしかもファインダーを見ていると酔いそうになりましたので(;^_^A)
しかも手持ちライブND撮影は帰ってから拡大してみると落胆が大きいです。
ライブND機能紹介
フィルターが無くても以下の5種類のNDフィルター効果が得られます。
ND2(1EV)1絞り
ND4(2EV)2絞り
ND8(3EV)3絞り
ND16(4EV)4絞り
ND32(5EV)5絞り
まずは普段通りの絞り優先で撮影 1/25秒
- カメラ:
- OM-D E-M1 Mark III
- 焦点距離:
- 100.0 mm
- 撮影モード:
- Aperture-priority AE
- シャッタースピード:
- 1/25秒
- 絞り数値:
- F8
- 露光補正量:
- -1EV
- ISO感度:
- 200
- ホワイトバランス:
- Manual
背景の水の流れが煩雑で目立ちますね。
次はライブND32(5EV)モードで極限までスローシャッターです。
なんとこの明るさでシャッタースピード13秒をたたき出しました^^
しかもリアルNDフィルターを使用した自然な状態に撮影できたと思います。
- カメラ:
- OM-D E-M1 Mark III
- 焦点距離:
- 92.0 mm
- 撮影モード:
- Shutter speed priority AE
- シャッタースピード:
- 13秒
- 絞り数値:
- F11
- 露光補正量:
- -0.7EV
- ISO感度:
- 64
- ホワイトバランス:
- Manual
因みにライブNDモードはシャッター優先かマニュアルモードのどちらかでしか作動しませんし、他の機能(例えばハイレゾや魚眼補正)などを同時に組み合わせることは出来ません。
今度はライブNDは使用できませんが三脚ハイレゾモード(8000万画素)でスローシャッターはどうかなと思い、撮影しました。
- カメラ:
- OM-D E-M1 Mark III
- 焦点距離:
- 92.0 mm
- 撮影モード:
- Aperture-priority AE
- シャッタースピード:
- 1/6秒
- 絞り数値:
- F8
- 露光補正量:
- -1EV
- ISO感度:
- 64
- ホワイトバランス:
- Manual
部分的に拡大してみると・・・解像感は素晴らしいですが私的にはライブND32を使用した水の流れ13秒の写真のほうが良いかな、と思いました。
- カメラ:
- OM-D E-M1 Mark III
- 焦点距離:
- 92.0 mm
- 撮影モード:
- Aperture-priority AE
- シャッタースピード:
- 1/6秒
- 絞り数値:
- F8
- 露光補正量:
- -1EV
- ISO感度:
- 64
- ホワイトバランス:
- Manual
最後は三脚が使用できない状態のアングルの手持ちで撮影しました。
- カメラ:
- OM-D E-M1 Mark III
- 焦点距離:
- 13.0 mm
- 撮影モード:
- Aperture-priority AE
- シャッタースピード:
- 1/8秒
- 絞り数値:
- F14
- 露光補正量:
- -1.3EV
- ISO感度:
- 200
- ホワイトバランス:
- Manual
いかがでしたでしょうか、個人的には今後、ライブND機能は個人的には効果が大きい、ND32しか使用しないかもしれませんね。
また、この機能はカメラ内部の合成を利用するのでもともと明るい被写体などは光学的なND効果は無いので明るい被写体を暗くできる効果は期待できません。
しかしながらオプションの機材を必要としないライブNDもハイレゾも非常にユニークな機能で表現の幅が広がるのは確かです!
EM1MK3、EM1Xを所有の方は是非お試しあれ!!