2018年07月15日

西日本豪雨の被災地・高梁市の現状

先日の西日本豪雨で私たちの住む、岡山県は大変甚大な被害を被りました。中でも真備町は町の4分の一が水に浸かり、何人も死者が出て未だに復興作業が難航している状況です。一日も早い復興を願うばかりです。
さて、先日は広島県で教室でしたがこちらでも何人も直接ではないですが被災された方もおられて大変そうでした。道中の県道沿いも土砂崩れが何か所もおきていました。
教室が終了してから帰り道になりますが心配していた矢掛・真備・高梁市の様子を見に行きました。ですがどこも通行止めでしかたなく、成羽町から高梁市に抜けるルートで帰りましたがここでも甚大な被害が出ていました。特に成羽川との合流地点は2階まで濁流が来ていたようで未だに復旧が出来てない様子でした。
私は本来は報道写真家ではありませんが生まれ育ってお世話になった土地がどうなったのかを記録することは写真家としては重要と考えておりますので気になったところを撮影してきました。
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子供のころに魚釣りに行った備中広瀬付近。成羽川との合流点はやはり地形上、大変な被害で道路はえぐれています。
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対岸のGSは1Fは水没されているようでした。
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見慣れた光景がこのような現状にただただ呆然としました。私の住んでいる倉敷市内は堤防が決壊しなかったので奇跡的に難を逃れました。
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この光景を見て、自然の猛威には人間の作り出したものなどひとたまりもないことを再認識しました。言うまでもなく、1週間経過した時点でもこの状態ですので伯備線は1か月以上不通だということです。
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しかしながら道沿いには今年も眠の花が満開になって美しい場所もありました。
一日も早い復興を願うばかりです。





posted by 虫上 智 at 10:50| Comment(4) | 日記